「あーあ......どうしよっか、薬飲んでないけど」 日付は......とっくに超えていた。 「今ならまだいいよ......逃がしてあげる」 禁断の甘い時間。 きっと、ここで逃げなかったら......理性を失った深影くんに、ひたすら甘く攻められる。 「......どうする?」 「っ......」 甘い熱に侵されて......気づいたら、自分から深影くんの首にそっと腕を回してた。 もうこれで、後戻りなんかできない。 でも、深影くんをもっとそばで感じたいと思ってしまったから。