「俺に会いたかったんだろう? それならばと、こちらから出向いて差し上げた次第だ」
イザベラをしっかり守るように立ち、クラウスは国王以上の威厳を見せつける。その堂々とした風格に、彼自身の中にある種族としての誇りを感じた。
「今すぐに、その玉座から降りよ。その場所は真の王のためにあるのだ」
クラウスの言葉に導かれるように歩み出た一人の青年に、何者だと首を傾げていた国王と宰相の顔色が変わる。それは瞬く間に驚愕の表情に変化していった。
「我が名はヴィクトール・ヴェルナー。アイゼンシュタットの名君と誉れ高い、ヴィンフリート王の末裔だ!」
それこそが、クラウスが生かされた理由────。
「この国の真の王を玉座にお通しするために、俺は生かされた。それが四百年生き続けた、ヴァンパイア一族最期の使命だ」
それにはさすがのギルベルトも、言葉をなくしていた。
イザベラをしっかり守るように立ち、クラウスは国王以上の威厳を見せつける。その堂々とした風格に、彼自身の中にある種族としての誇りを感じた。
「今すぐに、その玉座から降りよ。その場所は真の王のためにあるのだ」
クラウスの言葉に導かれるように歩み出た一人の青年に、何者だと首を傾げていた国王と宰相の顔色が変わる。それは瞬く間に驚愕の表情に変化していった。
「我が名はヴィクトール・ヴェルナー。アイゼンシュタットの名君と誉れ高い、ヴィンフリート王の末裔だ!」
それこそが、クラウスが生かされた理由────。
「この国の真の王を玉座にお通しするために、俺は生かされた。それが四百年生き続けた、ヴァンパイア一族最期の使命だ」
それにはさすがのギルベルトも、言葉をなくしていた。
