よくもいけしゃあしゃあと現れたものだと、イザベラは彼を鋭く睨みつける。
「出しなさい。彼から盗んだものを!!」
突きつける言葉に、ギルベルトは微かに笑む。口角を上げ不気味に笑う口許が、「もうない」と声なく呟いた。その意味を考える間もなく、今度は「なんのことだか⋯⋯」と惚けて見せるのだ。
「ふざけないで!! 全部あなたが仕組んだことでしょ!? 全て、あなたの企み。それに国王である父を唆し、軍部まで巻き込んだ!」
「とんでもございません。私が何を企んでいると?」
「あなたはお母様の墓前で、私だけじゃなくライナーの命まで狙った。彼は何も知らなかったのよ? この件には関係ないはず。なのに彼まで手にかけようとしていたのなら⋯⋯⋯⋯それはライナーの存在が邪魔だったから」
知らないとは言わせない、と。
「出しなさい。彼から盗んだものを!!」
突きつける言葉に、ギルベルトは微かに笑む。口角を上げ不気味に笑う口許が、「もうない」と声なく呟いた。その意味を考える間もなく、今度は「なんのことだか⋯⋯」と惚けて見せるのだ。
「ふざけないで!! 全部あなたが仕組んだことでしょ!? 全て、あなたの企み。それに国王である父を唆し、軍部まで巻き込んだ!」
「とんでもございません。私が何を企んでいると?」
「あなたはお母様の墓前で、私だけじゃなくライナーの命まで狙った。彼は何も知らなかったのよ? この件には関係ないはず。なのに彼まで手にかけようとしていたのなら⋯⋯⋯⋯それはライナーの存在が邪魔だったから」
知らないとは言わせない、と。
