「当たり前です。

公家の私と武家の家綱殿が関係を持つなど、
あってはいけないことなのです」


「そうか…」


家綱殿は残念そうに去っていった。


武家の家綱殿が
公家の私と関係を持とうだなんて100年早いのよ。