地元の海に着くと、海岸沿いに沿ってズラリとヤン車が並んで停車していて、車を降りて砂浜に目を向けると、そこには数十人の人影があった。
「行くぞ、大樹」
「はいっ」
牧村さんの後に続き、人影の元へ向かうと、そこには悪光浪士の人達を取り囲む20人程の北帝連の人達が居た。
そして、そのすぐ近くには。
「忍!!」
横向きでグッタリと倒れる忍に駈け寄ると、どれだけ酷くやられたのか、忍は血まみれだった。
「お、お前‥なにやって‥‥」
「‥‥ゲホッ、ゲホッ。
‥うえっ‥口の中、砂だらけだし‥‥」
「‥‥‥」
また俺のせいで、こいつを傷つけた。
「‥ふざ‥けんな‥よ‥‥
こんな事、誰も‥頼んでねえだろ‥‥」
「‥‥‥‥」
「もう‥やめろよ‥‥こういう事‥」
「‥イッテ~‥‥
俺の歯‥どっかに落ちてねえか‥」
「‥‥‥」



