その後、家に着いて呼び鈴を鳴らすが、牧村さんは夕方から不在との事だった。 「どうする、大樹」 「原付1台で、二人で探し回っても意味ないから、俺はここで牧村さんを待つからホッシーはこの辺りを探して」 「わかった」 ホッシーが出発し、俺は敷地から出ると塀に寄り掛かって座り込んだ。 「‥‥‥‥」 族の先輩を殴ったら、どうなるかなんてガキでも分かる。 クールな奴だと思っていたのに、短絡的にも程がある。 「‥バカじゃねえの‥‥あいつ‥」