何をやっても上手くいかない。 マミさんをケツに乗せて海に行く夢は、来年に持ち越すしかなさそうだ。 「‥わかりました‥‥」 「それと、牧村くんには絶対に言うなよ」 「‥‥‥」 「お前、あいつに可愛がられてるみてえだけど、今回の件は別に俺がワリー訳じゃねえんだからよ」 「‥‥わかってます」 「なら早く取って来いよ、10万」 「‥はい」 心配しなくても、自分の不手際で牧村さんに迷惑をかけるつもりなんて最初からない。 俺がただ、三カ月ただ働きすれば終わる話なのだから。 (‥‥‥‥)