アイスを食べ終えた俺たちは、途中まで一緒に歩いて帰宅した。
「そういえば来月、七夕暴走っすね。
気をつけて下さいね、捕まらない様に」
7月7日は七夕暴走といって、県内全ての暴走族が一度に集結する大きなイベントだった為、それだけ警察も検挙に力を入れてくる。
「はい。ありがとうございます。
その日は私たち2代目の引退式も兼ねてますので、気をつけます」
「え、引退?早くないすか?」
「私たちはインターハイ派なので、ウィンターカップには興味ありません」
「マジすか‥なんか寂しいっすね」
仮に俺が北帝連に入ったとしても、マミさんと道路で会う事はないのだと分かり、少しガッカリした。
「では、私はこっちなので」
「あ、最後にもう1回、タメ口お願いしてもいいっすか」
「バイバイ」
「真顔でバイバイカワイイー!」
バイトの疲れも前回復し、俺は上機嫌で家路に着いた。
(‥‥フゥ。最高の一日だった‥‥)



