1980年代。
中学を卒業した俺はガソリンスタンドでバイトをしながら自由気ままに生きていた。
「お疲れ~大樹。乗れよ」
「あれ、ホッシー。迎えに来てくれたん?」
「なんか都築さんが呼んでる」
「ふうん」
星野が運転する原付の後ろに乗り、俺はバイト先から北中の二個上の先輩の家へと向かった。
「失礼します」
先輩の家へ着くと、都築さんの他に同学年の先輩が二人、それにマッチャンを入れた四人が部屋で待っていた。
「おう、来たな。
さっそくだけど、お前ら悪光浪士に入れ」
「え」
「松本はもう入るって言ったぞ」
「マジすか」



