壊れたと思っていた絆は、実は壊れていなくて、
忍が変わらないでいてくれたから、その事にも気付く事が出来た。
「遠いな、バッティングセンター‥‥
ケッチで来ればよかったな」
「マジでバッティングセンター行くの?」
「は?行こうって言ったの忍だろ」
「恋より友情を取るか。バカな男だ」
「どういうこと?」
「動物園、誘っていいよって意味だろ、あれ」
「‥‥‥‥」
忍の可能性を1つ消しさってしまったなら、謝る事ではなく、無くした1つを増やしてやれる様な友達になりたい。
「あーーっ!!
マミさんもう暴走族じゃないんじゃーん!」
「ようやく気付いたか」
だからもう少し、このかけがえのない十代の間だけでも、俺は忍に弱い自分を見せ続けていたい―
「バッティングセンターどうすんの?」
「また今度!
マミさーん!待って下さーい!」
「友情うっす」
北帝連―Taiju×Shinobu編【完】



