7月も半ばを過ぎ、30度を超える暑さに顔も身体もだらけきって歩いていると、清楚で涼しげな白いワンピース姿のマミさんを見つけた。
「あー!マミさんだ!カワイイ!!」
「チカさんカナさんは目に入らんのか、お前」
以前、一緒にアイスを食べた深夜スーパーの前で、マミさんは友達とアイスを食べながら立ち話をしていた。
「こんにちは、マミさん。
あと、先輩たち」
「おいっ」「省くな」
「こんにちは、少年達」
忍はさり気ないサポートの上級者の為、俺に気を遣ってマミさん以外の二人と話し込み始めた。
「良い表情になりましたね、大樹少年」
「え、そうすか?」
「久しぶりに見た気がします、元の顔」
「‥‥‥」



