廃棄処理場が近くなると、牧村さんの乗る車がスッと隣に並んで来た。 「あのデカい建物だ」 「わかりました」 「港はここを真っ直ぐ走って行けば着く。 負けんなよ」 「はい!」 牧村さんはそういって離れていき、俺たちはそこで北帝連の集団と別れた。 「あそこか、入り口」 廃棄処理場の入り口を通ると、正面にある大きな建物の階段の前に、1台の単車と二人の男の姿が見えた。 「‥‥‥‥」「‥‥‥‥」