そうだよな。
お前がマミさんに手を出すはずがない。
「なんか、色々と自分がバカらしくなってくるよ、お前と話してると」
「大樹は昔からバカだよ」
何があっても、いくら時間が経っても、誰よりもお人好しで良い奴だから。
「忍」
「ん?」
離れても傷つけてしまったんだから、次はせめて、誰よりも近くで傷つけてやろう。
「入るか、北帝連」
「いや、もう入ってるし。
特攻服着てるじゃん」
「俺はまだ着てない」
「着替えさせてやるか?」
「危ねえから‥‥」
どのみちこいつは笑って許してくれる。
あとは弱かった俺が変わり、ちゃんとこいつの目を見て謝ればいいだけ。
何度でも。
「牧村さーん、オレ北帝連入りますー」
「おう、あそこのガード下だ」
「うっす」



