「午後の授業、バックレんの?」
井戸端会議をする、3人の内の1人、由香里と同様、同じ小学校出身のマキ。
他の2人は、他校出身。
「蘭香ちんの家、行ってくる。
マキ達も行く?」
「あ~、ウチら放課後、2年に呼ばれてんだよねえ」
ちなみに、彼女たち3人も不良。
「マジ?ヤキでも入れられんすか?」
「いや、ジリ(万引き)手伝えって言われた。
カミソリとか化粧品」
「…マジか。
良かったあ、ウチらじゃなくて…」
「おいおい、せめて同情してよ」
その時だった、
「ヤッベー!
浅野真冬と喋っちゃったよ、オレ」
「え、マジ!?なんて?」
背後から、突如、
男子達の騒ぐ声が、私達の耳に入ってきた。
「階段の所でさあ、食器、1人で重そうに持ってたから、片方持ってあげる?って」
「言ったの!?」
「言っちゃった、つい
手首とか、メッチャ細いんだもん」
「うーわ、スゲー羨ましい
そして、スゲーむかつく」
「アハハハ」
(……。)(……。)



