かろうじて、私達を不登校から救っている、給食という大事な日課を終えると、 昼休み、私達はカバンを手に教室をあとにした。 「蘭香ちんの牛乳、もらっちった」 肩越しに、カバンを背中に当て、もう片方の手でパックの牛乳を飲み始める由香里。 「あ、マキ達だ」 「ん?本当だ」 昇降口へ向かう途中、別クラスの友達を発見し、私達は彼女たちが立ち話をする、5組の教室前で足を止めた。