90'sシリーズ/外伝







かろうじて、私達を不登校から救っている、給食という大事な日課を終えると、

昼休み、私達はカバンを手に教室をあとにした。






「蘭香ちんの牛乳、もらっちった」






肩越しに、カバンを背中に当て、もう片方の手でパックの牛乳を飲み始める由香里。






「あ、マキ達だ」


「ん?本当だ」






昇降口へ向かう途中、別クラスの友達を発見し、私達は彼女たちが立ち話をする、5組の教室前で足を止めた。