最初から変な女だなあと思っていたが、メイファンは本当に変な女だった。
「家、無いんでしょ?」
『…別に、家なんか無くても生きていける』
「へえ、強いねえ」
『そういう事だから、もうほっといて。この金も必要ないから返す』
「………」
私はそういって、札束をメイファンの胸に押し付けて渡した。
「どこで寝るの~?」
歩き出す私に問いかけるメイファン。
『…どこだっていいでしょ』
「パンツ何色~?」
『知ってるでしょ…くれたのあんたなんだから』
煩わしい女から逃げる様に、私はスタスタと歩き出した。
(…うざったい女…)



