90'sシリーズ/外伝








ハートは強い方だと思っていた。








「ってぇな、このガキ。

どこ見て歩いてんだよ、殺すぞ」


『………』








13才の私にとって、仲間と友達の死は重すぎた。








『殺せば…』


「…なんだと?」


『………』







なんとなく明日に繋いでいただけの命に対し、執着心が完全に無くなった。








『殺したければ殺しなよ。

こんな汚いガキを殺したところで、あんたには1セントの得も無いし、クソみたいな刑務所生活が待ってるだけ』


「っ…このガキ」


『早くやりなよ…

殺せって言ってんだよ、このチキン野郎』


「クレイジーなガキに関わってられるか…」


『………』