綺麗で、悲しそうな目をしている。 ここの出身の割に、この女の目は濁っていない。 「あ、そうだ。パンツ何枚もってる?」 『…は?』 「ちゃんと交換してる?女の路上生活ってのは、パンツ交換が命だよ」 『…盗ってきた時に捨てるから、いま履いてるのしか持ってないけど…』 唐突な質問に困惑していると、彼女は私の肩に両手を置き、真剣な眼差しを向けてきた。 「私のパンツ、あげる。ついておいで」 『………』