ブラッドは私の腕を掴んでマックスの車が停めてある所まで走ると、荒い運転で車を走らせた。 「エレナ…お前もう、この街には戻るな」 『……。』 真っ白な頭の中、ブラッドの声は聞こえていた。 「俺はこのまま警察に行って、全て話してくる。 このままだと、俺やお前が真っ先に容疑者として引っ張られるからな」 『…みん…な………みんな死ん…』 「エレナ!!もう忘れろ!! 俺らはストリートチルドレンなんだぞ!!」 『………』