ブラッドの声に、ピタリと足を止めてリビングに目を向けると、そこに広がるのは無残な光景だった。
『マ…マックス…………イアン……
ウォー……レン………』
「チックショー!!あのクズ野郎共ー!!」
全員、即死だった。
彼らは自分達に迫るギャングの包囲網が少しでも遅くなる様、それだけの為にみんなの命を奪った。
『ハァ……ハァ……ハァ………』
呼吸がどんどん苦しくなり、私は3人の死体に目を向けたまま、そのまま床に座り込んだ。
「…行くぞ、エレナ。立て」
『ブラッ…ブラッド………み…みんな死……』
「立て!!この場を離れるぞ!!」
『みんなが死んじゃったよー!!』



