それから1ヶ月あまりが経過し、この日もいつものバスケコートで遊んでいると、ユダヤ系のストリートチルドレンが数名、マックスの所に遊びに来ていた。
「コカイン2キロ?」
「ああ。混ぜ物だから扱いも雑なんだろ。昨日、急に回された」
「いくらになるんだ、それ」
「綺麗に売れば20万ドルくらいにはなるから、俺の取り分は4万ドルってとこだな」
「…そいつぁデカい仕事だな」
先日、マックスは大量の麻薬を仕入れてきたらしく、ユダヤの男たちはマックスの話に聞き入っていた。
「まあ、まとめて渡されたからといって、すぐに流せるワケじゃねえし、あんまり変わらねえけどな。
誰かまとめて引きたいって奴が居たら、紹介してくれよ」
「ああ、わかったよ。探しておく」



