ケイティとは、あれ以来、会うのは3度目。
以前、夜中に街に盗みに出て来た時、たまたま近くだった時に、一度だけ顔を出した。
「エレナはどうなの、上手くやってる?」
『ん…どうだろ。仲間とは上手くやってるけど、それが正しいかどうか分からなくなってきた』
「仲間と上手くいってるなら、そこまでは正しいじゃん。その先でしょ、分からないのは」
『……うん。迷惑とか、かけちゃうし。
女だから、私…』
「………」
視線を外しながら、ケイティの並びにスッと腰を降ろした。
「ヤラレたの?」
『…ううん。ヤラレてないよ』
見下ろすケイティに視線を合わせ、クスッと微笑んだ。
『50ドル、取ったし』
「…そっか。誇っていいと思うよ。
私の最初より、20ドル高いし」
『アハハ、勝った』



