気を遣わせている。 私は別に、自分が昨日より汚れたなんて思っていないのに。 『………』 数日ぶりのシャワーだというのに、爽快感はあまりなく、身体の汚れ以外の何かを流れ落としている様な気分だった。 『………』 全身に降り注ぐ水滴の音が妙に気だるいせいか、あの男の息づかいが残る耳が気になった私は、シャワーの量を全開にした。 『水圧…変わらないじゃん………』