90'sシリーズ/外伝







リビングに二人切りになると、男はソファーから立ち上がり、私の前に詰め寄ってくると突然、床に私を力強く押し倒した。







「さあ~て、邪魔が入る前にさっさと済ませようぜ」


『………』





抵抗する気なんて無いのに、無駄に力を入れた両手で私の手首を抑えつけながら、男は私の首筋にキスをしてきた。







『…ねえ』


「…?」


『血が付いたら仲間が心配するから…脱ぎたいんだけど、服』


「………」






一瞬、呆気に取られた表情を浮かべた男は、次の瞬間、ニヤニヤと笑い出した。







「お前、ヴァージンかよ。

あの腰抜けより、よっぽど根性あるな」


『……。』







覆い被さっていた身体をどかし、立ち上がると、私はワンピースを脱いでバサッと床に投げ捨てた。








『………。』


「ククッ。良い目つきしてるぜ」