リビングに二人切りになると、男はソファーから立ち上がり、私の前に詰め寄ってくると突然、床に私を力強く押し倒した。
「さあ~て、邪魔が入る前にさっさと済ませようぜ」
『………』
抵抗する気なんて無いのに、無駄に力を入れた両手で私の手首を抑えつけながら、男は私の首筋にキスをしてきた。
『…ねえ』
「…?」
『血が付いたら仲間が心配するから…脱ぎたいんだけど、服』
「………」
一瞬、呆気に取られた表情を浮かべた男は、次の瞬間、ニヤニヤと笑い出した。
「お前、ヴァージンかよ。
あの腰抜けより、よっぽど根性あるな」
『……。』
覆い被さっていた身体をどかし、立ち上がると、私はワンピースを脱いでバサッと床に投げ捨てた。
『………。』
「ククッ。良い目つきしてるぜ」



