ここは自由の国。 みすぼらしい姿をした13才の少女が、お腹を空かせて繁華街をうろうろしていても、警察がそれを見過ごす事も自由。 「おい、あれ」 「ほっとけ。サウスブロンクスのゴミだろ」 『……』 例え保護されたからといって、何が変わる訳でもないが。 「よう、黄色い小猿ちゃん。こんな時間に外をうろついてたら誘拐されちゃうぜ」 『お金ちょうだい』 「1マイル先に、10セント落ちてたぜ」 『…ファック』 「ゲハハハッ、気のつえーガキ」