二人が乗るバイクは遠くの方でテールランプが光り、 ゆっくりとUターンしてヘッドライトがこちらを向いたかと思うと、全開に近いスピードで私達の所へ戻って来た。 「あー、面白かった」 「………。」 夏美は満足気にバイクを降り、達也はエンジンを止めてスタンドを掛けた。