走り続け、眠る前に








「この辺りでいっか。

じゃあ、まずは〜、乗り方の説明な。

どうぞ、真也先生」






真也はプカーッとタバコの煙を吐き、ボソッと呟いた。








「アクセル回す。

止まる時はブレーキ」



「はい、以上。

質問ある奴居るか〜?」



「アハハハ。

誰でも分かるだろ、それ。


私から乗せてー」







夏美がそう言ってバイクに近寄り、またがると、

達也はバイクのキーボックスに何かを差し込み、夏美の後ろに乗った。