走り続け、眠る前に








「よ、マドカ。

脱出、成功したんだな」






待ち合わせ場所に着くと、二人は既に到着していて、

私は静香にピースサインで返事をした。







「夏美、眠そうだね」



「…眠い。

中央公園まで20分位でしょ?ちょっと寝るから着いたら起こしてくれ」


「また私コグのかよ!」







夏美はスタンドの掛かった静香の自転車の荷台にまたがり、静香は溜め息を吐いてハンドルに手を掛け、

私達は達也達が待つ公園へと向かった。