走り続け、眠る前に








階段を上がって来た足音の主は兄で、兄は私の部屋の向かいのドアを開け、自分の部屋へと入って行った。





私の家は、この時間帯になると最初に母親か兄が帰宅し、

最後に父親が帰って来るというのがパターンだった。