走り続け、眠る前に








翌日。


学校をサボリ四人で真也の見舞いへ来て喋っていると、


病室に岡田先輩と政信先輩が入ってきた。









「居た居た。

お前らの家の番号調べて電話したら、ここだって聞いてさ」







岡田先輩はそう言って差し入れの缶コーヒーを二人に向かって投げた。








「ありがとうございました。

一応、お礼言っときます」



「あはは、一応って何だよ」








岡田先輩が聞き返すと、

達也はコーヒーの蓋を開けながらクスッと笑った。








「だって、

あれじゃあ俺ら、ダサいじゃないっすか。



予定ではあの後、俺がカッコ良く全員ぶっ飛ばすはずだったんすよ」




「ククッ、そうかよ。

そりゃ悪かったな」