走り続け、眠る前に








病院へ着き、二人を診察してもらい、しばらく待つと、



先に手当てを終えた達也が飄々とした表情で戻ってきた。






「鼻血と打撲だけだってよ。

てっきりどっか折れてるかと思ったのに」






達也は意外にも平然としていて、私の隣に腰掛けると私が飲んでいたジュースに手をかけて飲み始めた。







「………。」