走り続け、眠る前に









てっきり岡田先輩にビビり、あっさりと学ランを脱ぐのかと思っていたけど、


早川先輩以外の二年はわりと根性が入っている事を、この時初めて知った。









「…ふうん、お前らも?」







岡田先輩が他の二年にも聞くと、震えながらも全員が首を縦に振った。








「良い度胸してんじゃん。


けどよ…同情して手加減してもらえるかもとか、甘い考え持つなよ。


俺がこういうの嫌いなの知ってんだろ、二年近く見てきたんだからよ」



「………。」







二年は身体をガタガタと震わせ始め、政信さんが私達の所に近づいてきた。