走り続け、眠る前に









「早川、学ラン脱げよ」




「……え」








岡田先輩はいつも通り穏やかな表情で言い、

戸惑う早川先輩の目の前に詰め寄った。








「お前もう、

ウチの学校名乗るな」



「え…待って下さい!

だって先輩が…」



「舌噛むなよ」







その瞬間、

岡田先輩は早川先輩のアゴの辺りを殴り、


早川先輩は後ろに倒れ込んだ。








「ウ…ウァーッ!!

ア、アガァ…アアー!!」







アゴを押さえて地面でのた打ち回る、早川先輩の痛がり方が尋常じゃなかった。