走り続け、眠る前に









「本当しぶてえな、こいつ。

早川、その辺から棒切れかパイプ拾ってこいよ」



「マ…マジすか?

これ以上やったらさすがにヤバくないすか…」



「お前、そんな中途半端だからなめられんだよ。


なあ、一年坊」









他校の三年は、立ち上がった達也の腹を蹴り飛ばし、達也は再び地面に身体を付けた。








「…いってえ…なあ…」








黙って倒れてれば終わるかもしれないのに、達也はそれでも再び立ち上がろうとした。