夏美が出て行き再び男達に視線を戻すと、それはもはや乱闘というよりは一方的なリンチになっていた。
さすがの達也達でも11人が相手では、なすすべが無く、
身体を押さえつけられ一方的に殴られるばかりだった。
「さっさと謝った方がいいんじゃねーのか、お前」
後ろから両腕を押さえつけられる達也に、早川先輩が言った。
「…そうっすね、
謝ったら…
先輩のバカづらを一発…殴らしてもらえんなら…」
「…てめえ」
生意気な達也の態度に先輩達は怒りをヒートアップさせ、
それから数分間、一方的な暴行が続き、
ついに達也達は、その場に倒れ込んだ。



