走り続け、眠る前に









二年の男達は早川先輩をなだめながら公園から去ろうと私達に背中を向け、


その瞬間、達也が早川先輩に向かって言った。









「良かったっすねえ、

内心、止められてホッとしてんじゃないすか?」




「…おい、達也」




「また一年に全滅させられたら、さすがに今回は恥ずかしくて学校来れないっすもんね、先輩ら」




「………。」








この言葉に、早川先輩を始め他の二年全員の顔つきが強張った。








「帰ろうぜ、真也」


「あ、ちょっと待ってよ」







静香は慌てて自転車に乗り、私もこちらを黙って睨み続ける先輩達の視線を気にしながら、達也達を追って公園を後にした。