ベンチの前でしばらく話し込んでいると、公園の前を二年の男達が通りかかり、 私達を見て立ち止まると、何かをコソコソと話し公園の中へと入ってきた。 「なんすか、先輩」 先輩達は達也の前に来て足を止めると、達也が腰掛ける自転車に視線をやった。 「…お前かよ、 人のチャリ乗ってったの」 「え…これ?」 早川先輩がそう言い、 達也は苦笑いしながら自転車から降りた。