走り続け、眠る前に








秋になり、

この頃になると私達5人は、昼間は学校へ顔を出しては授業を受ける訳でもなく校舎裏にたむろい、


休み時間になるとフラフラと校舎の中に入っては友達と喋ったり先生に追いかけ回されたりし、

飽きたら学校を出て遊びに行くという、自由気ままな毎日を送っていた。







「達也のクラス、体育でバレーやってんじゃん」






この日、昼休みが終わり校舎を出て体育館裏を歩いていると、夏美が体育館を見て言った。






「マジだ。

最近、身体動かしてないから出よっかな。

夏美ジャージ貸せよ」



「無いよ。

つーかさ、サラッと女子に言うなよ」



「だってお前、

俺とサイズ一緒だし」