走り続け、眠る前に









「サッカー部の今井って居るだろ?」



「今井?

ああ、たしか三組の」



「あいつさ、小学校の時に、達也とタイマン張ったんだぜ」



「まじ?

どっちが勝ったの?」








真也は自販機にお金を入れると、どれか押せと指で合図してきた為、私はサイダーのボタンを押した。







「引き分け。

二人して泣きながら髪引っ張り合ってる所を、女の若い先生に止められた。


ちなみに小2の時」



「あはは、ダサっ」







真也はフフッと笑い、コーヒーのボタンを押し、私達は再び噴水の所へ戻った。