走り続け、眠る前に









「…何時だと思ってるの。

お父さんが呼んでるからリビングへ来なさい」




「………。」







母親はそう言ってリビングへ戻り、私も後に続いてリビングへ入ると、父親が不機嫌そうな顔でソファーに座っていた。








「座れ」



「ここでいい。

話って、なんですか」






ドア横の壁に寄りかかりながらそう言った瞬間、

父親は手に取ったテレビのリモコンを、私目掛けて投げつけてきた。