走り続け、眠る前に








その後、夏美も合流した私達は夜まで遊び、

家に帰宅したのは深夜10時を過ぎた頃だった。







(…鍵、忘れた)







玄関のドアに手を掛けると、鍵は閉まっていて、

部屋に鍵を置きっぱなしで出てきた私は締め出しをくらってしまい、仕方なく家のインターホンを鳴らした。








「はい」



「マドカ、開けて」



「………。」







応答したのは母親で、玄関前で待っているとドアの鍵が開けられ、私は家の中へ入った。