走り続け、眠る前に








「お前らバイク乗るなよ」


「はいは〜い、さよなら〜」






警官が去ると、静香がふてくされた顔で真也の方を向いた。







「まだ開けたばっかりだったのに」



「…しょうがねえだろ。

後で買ってやるよ」



「真也って変わってるよね。

警察は不良の敵じゃねえのかよ」



「…敵?」








真也は急に、クスクスと笑い出した。