走り続け、眠る前に








当時の三年は、頭の悪い二年達とは違い、男の先輩も女の先輩も話が出来る人達だった為、私達は凄く好きだった。








「じゃあウチら行くわ。

夏美に宜しくな」



「あ、はい」







先輩達はそう言って歩き出し、少し歩くと急に郁美さんは立ち止まり、私達に振り返った。








「言い忘れた。


恵美は本当のバカだから放っておいてもいいけどさ、


里奈と理沙には気をつけなよ。


あいつらちょっと、癖悪いから」




「…あ、はい、わかりました」







私の返事を聞き、郁美さんはフフッと笑い、

再び早苗先輩と歩き出してコンビニから去っていった。