走り続け、眠る前に







「お前らバカだよな〜。


ま、恵美達みたいなバカとは違う意味のバカだけど」



「え、あの…

郁美さん達って二年と仲良いって聞いたんですけど…」






静香が恐る恐る尋ねると、

郁美さんと早苗先輩は顔を見合わて笑い出した。






「アハハ、ウチらが?

そんな訳ねえだろ。


あいつらが勝手にヘコヘコ頭下げて寄って来るだけで、

暇つぶしにバカにして、からかってるだけだし」



「え…

まじすか、良かった…」



「同じバカでも、ウチらは恵美達よりあんたらみたいなバカの方が好きだしな。

な、早苗」



「岡田もな」







私達がホッと息を吐いてると、郁美さんは横で笑っている達也達に視線を移した。







「いや、笑ってるけど最初のバカはお前らだろ」



「……。」


「……。」