三年と仲が良い恵美先輩達を完全に敵に回してしまい、 これから先、まだまだ始まったばかりの私達の中学校生活は、お先真っ暗なスタートを切る事となった。 「あ!」 「どうしたの、夏美」 「ポケットの中に大金が入ってる! 私のおごりでカラオケでも行きますか?」 「…返せよ」 でも、別にいいや。 そりゃあ、出来れば敵なんか作りたくないし、面倒くさい事は嫌いだけど、 なるようになれ。 こいつらと居ると、 そう想えてくる――