走り続け、眠る前に









先輩達が去った後、私達は教師に少しだけ事情を聞かれるが適当にごまかし、


達也の家に戻る事にした。







「…余計な事すんなよ。

ウチらまで二年を敵に回してどうすんだよ…」






私がそうボヤくと、夏美がニヤニヤと笑いながら聞いてきた。






「あらやだ、怖いんですか?マドカさん」



「…怖くねえよ。

私はただ、あんたらが心配なだけだよ…」






溜め息を吐く私を見て二人はクスクスと笑い出した。