走り続け、眠る前に








「私、やっぱり買ってくる」







納得はいかないけど、やはり夏美や静香が先輩にヤラレルのは嫌だった。







「いいってマドカ。

一回でも言う事聞いたら、あいつら調子に乗って何回も言ってきそうだし」



「そしたらその時また考えればいいでしょ。

二人はここで待ってて」



「ちょっと、マドカ!

ならウチらも行くよ」



「いいから待ってて」







なんとなく、さっきの静香の表情を見ていたら、先輩達と喧嘩になる様な気がした為、私は一人で達也の家を出た。