走り続け、眠る前に








「…ブリーチって、いくら位するの?

私、三千円位ならあるよ」







先輩達の姿が見えなくなり私がそう言うと、

ずっと怖い表情をしていた静香が口を開いた。






「あんな奴らの為にマドカが金使う必要ねえよ」



「じゃあ黙ってヤラレんの?

私は殴られんの別に構わないけど、あんたらが殴られんのは嫌だよ、私」



「それは私も夏美も一緒だけどさ、ムカつくじゃん。


郁美さん達に言われんならまだしも、

あんなバカっぽい奴らの言いなりになんの」



「…じゃあどうすんの」



「…どうしよう」