走り続け、眠る前に







「ハロー、

マイネームイズ、夏美。


ハーワイユー?」








達也の家に遊びに行く為、夏美達とコンビニで待ち合わせをしていた私が到着すると、

夏美の頭が一晩見ない内に金色になっていた。









「…何、その頭」




「外人ぽくね?

つーか、母ちゃんにビンタされたんですけど」







夏美は昨夜、市販の脱色液を使い、髪の色を抜いたらしく、私が呆気にとられていると、静香が夏美の髪を手に取った。







「見てよマドカ。

こいつ前の方だけ金髪で、後ろは茶色、中は真っ黒なの」




「うわ、ダサッ」



「いや、マドカやってみろって、意外に難しいんだぞ」







ダサいとは言ったものの、身長が高く小顔な夏美は確かに外人ぽくて、可愛くなった。