走り続け、眠る前に









この頃の私はまだ気付いてないから、

教えてあげたい。












「マドカ、初めての夜遊びの感想は?」









達也は私にジュースを渡し、ニコッと笑った。









「え、感想って…

…なんだろ、普通だよ」




「マードカ、

ウチらマブダチだよな?」



「………。」










達也の前でカッコつける私を見て、夏美が言った。










「楽しいです…」



「はい、良く出来ました」



「あはは。

なんだよそれ、お前ら」












これから始まるこいつらとの一分一秒が、




あんたにとって一番大切な、

時間になるんだよって――